2018年2月13日

ミニチュア



テーブルや椅子など脚もの家具を製作する場合、だいたいの場合
プロポーション検討用に1/5の模型を作ります。
クライアントとの打ち合わせで、図面やスケッチではなかなか
判らない・伝わらない雰囲気などが検討しやすくなります。

・・・なんて云いながら、実はこれを作っているときが
一番楽しいのだ。




2018年1月30日

2018 だるま市



今年も工房近くのだるま市へ出かけました。
普段は歩いている人も少ない街なのに、両脇にテキ屋の並ぶ狭い参道は
人いきれでごった返し。
片田舎で開催されるゆえ、昔ながらの縁日そのままの雰囲気。
人の波をかき分けかき分けたどり着いた不動尊の境内では、一年のお役目を終えた
だるまが山になっています。

あんな顔、こんな顔。
どんな願いが叶ったんだろう。

今年も一年おきばりやっせ。新しいだるまを抱えて帰路につきました。





2018年1月10日

ハイバックチェア張り替え



寒中お見舞い申し上げます。
昨年末からのハイバックチェアの張り替えが完了しました。
柄合わせ無しでお客さまが選ばれた裂地での張り替えですが、
ハッと目をひかれる華やかな椅子に仕上がったと思います。

今回のような張りぐるみの椅子の張り替えは久しぶりで、クッション材
の補充やダブルパイピング(二本玉縁)の縫製など勘所を思い出しながらの
作業でした。
それでもキャリアをスタートさせた頃から好きだった古い椅子の張替え。

作業を進めるのは非常に楽しい時間でした。




2017年12月27日

年仕舞い



2017年の野郎も、もうあと数日の命だぜ。
年の瀬も押し迫り、椅子の張り替えが続いています。
次はハイバックチェアですが、椅子の中から1973 NY のメモが出てきました。
木部の見事な細工、経年の風格。立派なヴィンテージチェアです。

そういえばもう時効ですが、昔、自分も張り替えるソファーの中に日付と
当時所属していた会社名を書いたりした事があります。
あのソファーもそろそろ張り替えの時期。今ごろどうしてんだろ。
そんな事も考えます。


今年は12月28日まで営業いたします。新年は1月6日より営業いたします。
皆様、今年一年もありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎えください。




2017年12月2日

張り上がり



J.L. Møllerのチーク椅子が張り上がりました。
不幸にもお客さまの自宅でボヤ騒ぎが起き、無惨な姿になった椅子でした。

木部は水をかぶった跡が残り、煙と煤の臭いが染み込んだ上、
クッションには踏み込んだ消防隊の足跡がくっきり。
火事現場の壮絶な様子が生々しく刻み込まれていました。

部屋内全面修繕のついでに椅子の処分も考えられたそうですが、
海外赴任から戻った時に購入した思い入れの強い椅子とのことで
張替え・修繕をご注文いただきました。

修理はクッションベースもすべてやり直し、木部は全面研磨後、オイルで再塗装。
張替え前は淡い格子柄の裂地でしたが、お客さまの選んだ鮮やかな青色へ張替え。

少し前までは木部の色と裂地を調和させ、椅子をあまり目立たせない注文が
多かったのですが、最近は 今回のような木部と布色の大胆なコントラストを
楽しむ注文も増えて来た気がします。

この椅子も、また再び可愛がってもらえる事でしょう。




2017年11月25日

張り替え



デンマーク、J.L. Møllerのダイニングチェア木部補修・座面張り替え。
椅子本体やクッションの納まりに、合理的に質の高い物を作ろうという考えが
一貫されているのが判り、感心させられました。

日本の椅子とほんの少し、でも確実に異なる指向。国民性の違いかなあ。




2017年11月11日

たまにゃァ



クラシックな椅子の張り替え。
いつもは予算の都合で出来ねェ事が多いけど、こんな昔の仕事が
消えていくのは惜しいやね。
ま、たまにゃァ採算度外視で・・ね。