2013年6月28日

文鳥



少し前の話になりますが工房で文鳥を飼い始めました。
まだ小っちゃいころ

動物を飼うのは小学生のころの犬以来、さらに小鳥は初めて。
空をとぶ生き物を飼うのがこんなに大変とは。

一度ゲージから出すともうひらりひらりと自由自在です。
なかなか家に戻りたがらず、パソコンに向かっているとキーボードとディスプレイを
つついて飛び回る。
お陰さまで、規則正しく刺激的な生活に変わりました。



今は人間でいえば幼稚園を卒業するくらいでしょうか。
もう(見た目は)大人。

成長期の羽の抜け替わり、換羽(とや)も進み、この時期は体がかゆくストレスを溜めてイライラしているようです。
肩に乗せたとき殺意を感じるのですがもうしばらくガマン、ガマン。

ぶんちゃん、ぶんすけ、ぶんた、ぶんこう、いろんな呼ばれ方をしますが
仲良くやりましょう。






おまけ
黒猫カポネに狙われる。








2013年6月21日

のれん②

目隠し


家具とは関係ありませんが、「のれん」を製作しました。

来ていただいた方はおわかりでしょうが、工房ショウルームは奥の生活スペースと
つながっており、そこがいくらでも覗ける構造になっていました。
これ以上はカンニンして。


人様にお見せできる生活をしていないし、いつまでもこのままではイカン、と
「のれんオーダー」で検索すると結構なお値段。
そこで自分で作ろうと発奮しました。

椅子張りの工業用ミシンがあるのをいいことに縫製。のれん掛けをナラ・ウォールナットで製作し、
最近は八角棒が好きです。


これでよい目隠しが出来ました。
こちらは冬仕様の藍染めですが、この後夏仕様の麻布バージョンを製作したり
ロゴマークなどを白染めで抜こうかな、と思います。

完成品をみた友人、「よくできてるね。さすが本職は違う」
まるでプロののれん屋さんを褒めるような口調でしたが
TERAMOTOは家具工房です。








2013年6月14日

ダイニングチェア改修


知り合いの木工所の仕事で椅子を改造しました。


もともとは藤張りの座面でしたが、それも破れ、張り地の座面に変更したい。というお話でした。


今回は木部の改造は知り合いに任せ、こちらは椅子張りです。


この裂地、お客さんが好きで集められたものらしいです。
服飾かタペストリーなど内装用の厚手の布だと思います。

もちろん椅子用の布地に比べれば色落ちをしたり耐久性に劣ったりしますが、なかなか椅子生地では見られないエキゾチックな柄だと思います。
中米あたりを連想しましたが、どこのテキスタイルでしょうか。

ご自分で集められた裂地も(モノによりますが)椅子に張ることができます。
お気軽にご相談ください。


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2013年6月8日

ふたり掛けベンチ ウォールナット

ベンチふたたび


横浜青葉区K様のご注文で、以前チェリーで製作したベンチをウォールナットで製作しました。

こちらのベンチ、定番商品として扱っているので製作も慣れたものだろう。と思われるかもしれませんが、実は結構難儀します。
手道具を使っての削り出しの部分が比較的多いのです。

さすり仕上げと呼ばれています。
脚と幕板を削りあわせ、

平たい座板ではお尻もかわいそう。
座板をお尻のかたちに削り込み、

最後は仕上げカンナでひと削り。



同じ形のベンチでもウォールナットで製作するとチェリーとは全く異なった表情を見せます。
チェリーがどことなく優しい雰囲気ならば、ウォールナットはもっと男性的な雰囲気を表してくれる気がします。


納品したお客さま、座り心地がいい!とお褒めくださいました。
打ち合わせ当初は「クッションも欲しいかな」とおっしゃっていたのですが、それも全く必要ない。と喜ばれました。

座板の削り甲斐もあります。ありがとうございました!






さあ、遠慮せずに